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~京都,裏道~
「名前は…?」
「坂上…響…」
さかがみ,ひびき…おとなしそうな子だ…髪の毛は長く,後ろで縛っている…服装はキッチリしている…。
「一体どうしたんだ?」
「……突然襲われたんです…」
「そうか…」
「すいません…ありがとうございました…」
「いや…かまわんよ…」
「最近…」
「ん?」
「最近多いんです…」
「襲われるのがか?」
「はい…私の友達も…」
「…そうか…」
「ホントにどうもありがとうございました!」
お礼を言うと逃げるように響は走っていった…。
「あ!おい!…いっちまったよ…まぁいいか…」
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