First.love

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『初恋だから』 そう言ったら、さなが、泣きながら笑って、俺の胸の中に飛び込んできた。 この花のような笑顔に、一瞬にして、落ちた。 俺のために笑って欲しいと思った。 泣かせてばかりだったけど。 恋なんて、面倒くせえと思ってた。 俺の。 初恋はまだ、始まったばかり。
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