旅立ちの準備②

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カランカラン 「いらっしゃいませギルド『フェアリーフォレスト』へようこそ!」 「受付さんおはようございます。」 「あらこんな朝からどうしたの?」 「実は相談したいことあって・・・」 ーーーーー 「なるほどねぇ、イシュリアちゃんは旅商人になりたいのかぁ。」 「はい、もっと周りを見たいなって。まぁかと言ってハンターとかはちょっと・・・後、いざってなると何を用意したらいいか分からなくて。」 「うんうん、そういう事なら任せて♪」 席を立つと棚から本を持ってきた。 「傭兵ギルドの利用の仕方?」 「ええ、商売に関してはもう学園で学んでいるから問題ないと思う。でも旅に出るにはイシュリアちゃん一人では危険よ。そこでこれ、文字通りお金で雇うことが出来る護衛よ。まぁピンからキリがあるけど身元もしっかりしてるから安心してね。」 「そうなんですか。」 テーブルスペースに座り読んでみる。 傭兵ギルド ※他ギルドと併用して登録可能 このギルドでは身元の確認が出来ている者でしか入れない。 クエスト時の護衛・短距離、長距離の護衛・個人契約などがある。 強さによって金額は様々、交渉によっては変動。 雇い主のギルドカードにその者の名前が登録されている間は有効。 問題があった場合は近くのギルドで報告解除出来る。 「なるほど。えっとまずは隣の大きい町まで護衛してくれそうな人っと。」 ペラペラ 「ん?あっ!」
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