旅立ちの準備②

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ピコピコッ 「はい、ギルド『レンブ』受付です。はい、かしこまりました。」 訓練所 ズドーン 「はっはっはー、この一撃で飛ぶようじゃまだまだだなぁ!」 「うっせーこんな攻撃痛くないっての!!」 ピコピコッ 「おう、なんだ!あぁん護衛の仕事?・・・お前にだってよガル。」 「こんのちったぁ食らいやがれ!!・・・は?」 念話器を受け取る。 「(んだよせっかくの特訓なのに)はい、『レンブ』所属ガルダモッドだ。」 「あっガル久しぶり♪」 「いっイシュリア!どうしたんだ。何かあったのか?」 「何って?ガル傭兵ギルドに登録してるんでしょ。」 「そうだが、クエスト行くならまた一緒に受ければいいだろ?」 「ううん、私旅に出るの。だから隣町までの護衛お願いしようと思って。」 懐かしい声の主からとんでもない言葉が出る、聞いてねぇぞそんな事!! 「ガル?聞こえてる?」 「・・・・ちょっと待ってろ今から行く。」 ブツッ 「おう、終わったか?」 「ちょっと行ってくる。」 「なんだなんだー続きしなくていいのか?」 バタン 「・・・ほう、俺を無視するとは珍しい。」
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