旅立ちの準備②

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「と言う訳でお買い物にきたよ♪」 (誰に言ってるんだいイシュリア?) 「ん?なんとなく。まずは食料と素材屋さんで補充っと。」 「あいっいらっしゃい!」 「えっと、小麦粉とキャベチとニンジと・・・」 「まいど!!」 荷物を受け取りボックスでしまう。 「おう、嬢ちゃん沢山買ってくれるのは嬉しいが何処か旅行かい?」 「旅行なのかな?色々見る予定です。」 「なるほどなぁ、ならおじちゃんから忠告だ。今使ったボックスは他の町じゃまだ普及していない、鞄に魔法陣が付いた物に変えておくといいぜ。」 「えっそうなんですか?学園で習うものなんじゃ。」 「学園なんて普通に通えるのはこのセントリアーナくらいさ。」 「そうなんですか。知らなかった。教えてくれてありがとうございます。」 「なぁに気にすんな。帰ってきたらまた寄ってくれよ!」 「はい♪」 カランカラン 「いらっしゃいまs・・・イシュリアちゃん久しぶりね。いつ見ても可愛いーふにふに♪」 「まっマリーさんくすぐったいよ//」 「最近里で見かけないからどうしたのかと思ってたけど学園に行ってたのね。」 「はい、無事に卒業もしたので今度は旅にでようと思うんです。」 「旅!!そんな・・・せっかく試作品出来たから着せ替えお願いしようと思ったのに。」 「まだ準備中ですからお手伝いしますよ。それと旅用のリュックって置いてたりしますか?」 「リュック?あぁ、魔法陣ついてるタイプのね。」 (ねぇ、イリュリア。) 「ん?アスクどうしたの?」 (普通にリュックしまう振りして自分のボックスにしまえば良いんじゃないの?) 「・・・それもそっか。」 「おまたせ。ごめんね、今在庫ないみたい。必要なら私が希望のリュックなり鞄に刻むけどどうする?」 「えっと、普通にリュック買います。それでしまう時に自分のボックスに入れちゃいます。」 「(ぽん)それもそうねw」 シンプルなのを買った後、日が暮れるまで試作品のモデルとして捕まりしました。
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