旅立ちの日

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「なんかすげー気迫だったなあの二人。」 「そっそうだね。」 「あっ!」 「どうした?」 「なんでサイズ分かったんだろう?」 「・・・。」 「・・・。」 「まぁあいつ等のどっちかが調べたんだろ。」 「そっそうだね。」 門が見えると馬車が止まっていた。 「・・・あれは」 馬車から見覚えのある女性が降りて来た。 「あの時以来ね、イシュリアさん。」 「フリオのお母様、どうして此方に?」 「あら可愛い子の新しい旅立ちを見送りに来たのよ♪」 「イシュリアさんすまない、母がどうしても来たいと。」 「・・・皆イシュリア心配。」 「スローネ!」 「そうです、大事な友なんですから見送りさせてください。」 「ジル・・・皆ありがとう♪」 ダダダッ 「ぬぉーー間に合った!!楽しんで来いよ!!」 「エルダー、うん!」 門の入り口に立ち皆の方を向く。 「それじゃ、いってきまーす!!」
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