プロローグ

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「はぁ!?ふざけないでよ。」 執事の襟を掴みながら揺さぶる 「手違いなんでしょ、だったら訂正して生き返らせてよ。まだ、やりたいことあるのに・・・ねぇ、お願い!!」 「私にはどうすることも・・・すでに死亡処理も済まされてしまっている為、もう戻ることもできません。」 「そ・・んな、うぅうわぁぁーーーーん」 襟を掴んだまま泣いた、だって泣くしかないじゃない。 数分後 「落ち着かれましたか?」 コクン さりげなく渡されたハンカチで涙をふきつつ深呼吸をする。 「取り乱してごめんなさい。」 「いえ、お気になさらず・・・それでこの後はどうなさいますか?」
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