プロローグ

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「えっと、質問していい?」 「お答えできる範囲でしたら可能です。」 「ですがその前に・・・こちらにお座りください。」 パチン 執事が指を鳴らすと、何もなかった空間にテーブルとイスがでてきた。 (ほわー魔法みたい) イスに座り、転生について色々聞いた。 ちなみに転生しない選択もできたが世界の管理上、寿命ではない理由で亡くなった人を輪廻の輪に入れようとすると大変らしいのでやめた。 転生先の説明、名称クオリア、地球とは違い魔法や錬金術などがあるそうだ。 なんともファンタジーなことに魔物もいるんだって・・・ということは、日本という平和な世界で育った私が生き残れる自信がないよ(゚д゚)! そこでアフターケアというわけだ、基本情報+αを付けて転生が可能になっている。3つまでならいいそうだ。ちなみに今までこういう事態があったか聞くと他の世界で同じようなことがあり、地球に転生してる人もいたそうだ。 さて、どうしよう・・・基本情報の中に属性があるけど地水火風の4属性はついてるみたい、となると1つ目は植物を扱う程度の能力、2つ目は死なない程度の身体能力、3つ目は使うごとに増える魔力量で(`・ω・´) 「ふむ、ではこちらの3点を転生時に付与させて頂きます。」 「あっお願いがあるんですが、転生時の場所は人気の少ない森でお願いします。」 「その点でしたら問題ありません、一番安全な場所に送らせて頂きます。」
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