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「ならもう少しおしとやかになれよ!」
ニカッと笑うと先に歩いていった…
ん…俺…お前好みになるように頑張る!
お前が俺を好きで好きで苦しくなるくらい頑張るから!
前を行く南雲を追いかけると寄り添って歩いた…
悠哉をおぶってるその腕にそっと触れると恐る恐る南雲と腕を組んでみる!
怒られるかと思ったけど南雲もなにも言わずに黙ってるしそのまま腕を組んで歩いた…
普段なら女みたくて嫌だけど…今日だけは彼女のように頭を肩につけたまま甘えて腕を組みゆっくりと歩く…
暗い夜道…
野良猫だけが不思議そうに振り返って何度も見ていたのだった…
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