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私は数十分ゆらゆら電車に揺られながら、駅から徒歩5分の一軒家。
仕事場というより、先生の家…。
とか考えながらも、一息吐いた後私はインターフォンをゆっくり押した。
『先生は必ず仕事場にいる逃げないニートまっしぐらのハムスターみたいなものだから安心して行け』と、書かれた案内の紙を握りしめて先生、もしくはアシの人を待つ。
待っていればかちゃりと聞こえたので、私は「どうも、おはようございます。このたび担当になりました『朝霧あすか』というものです。」っと、軽く挨拶をお辞儀を交えてする。
来た人はアシの人で、すごく和む方だった。もちろん私より身長は高かく155以上はある人で、満面の笑みで迎え入れてくれた。
わざわざ、こんな初心者な私にもスリッパを用意し、お茶も持ってきますと言ってくれる方だ。
ほのぼのした環境の中、私は安心してやっていけそうだと、安堵の息をこぼしていれば、アシの方が先生は奥にいると言ってくれたので、その気持ちのまま行ったが…。
なんと、無様な姿の先生であった。
勇者は唖然と立ち尽くしてしまったのだった。
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