第1話
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------ピピピピピッ-カチッ。 聞きなれた目覚ましを止めて起きる。 「・・・。」 朝が苦手な俺にとって一番辛い時間。 洗面所で顔を洗いようやく目が覚めてきた。 「ふう。よし、今日も一日頑張りますか。」 誰に言うわけでもなくつぶやいた。 いつもと変わらない一言。 俺、越智 俊輔(オチ シュンスケ) 河越大学に通っている二十歳だ。
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