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たどり着いたの一室の部屋の前
中からゴソゴソと音がする、どうやら起きているようだ
「失礼しまーす……やっぱり近藤さんは朝が早いですね」
「おお、鬼竜君か。毎朝ありがとうな」
そう、うちが見つけたのは近藤さんを起こしに行くことだった。
しかし基本、彼はすでに起きているし、それに加え寝起きも悪くない。
やる必要はほとんどないが、自己満に浸っている。
「これくらいしかできませんからね…近藤さんがダメって言うから」
「ははは、そうかそうか。ちゃんと、治ったら好きなだけやるといい」
「はーい。嫌っていうほどやりますからね」
近藤さんは「あんまり無理をするなよ」と言って微笑んだ。
「じゃあ、もう1人起こしに行かなきゃいけないんで、そろそろ行きます。近藤さんも早く広間に来てください、ご飯が待ってますんで」
そこでうちは近藤さんと別れた。
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