神楽役員

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暫くの間 沈黙の中、私はとりあえず業務を片っ端から片付けた そして、やっと 神楽役員は口を開いた 「貴女これから、暇?」 「…………ハッ!?」 ひ、暇って… もう最終の電車ギリギリの時間なんですけど…… 「それ、結構片付いてるじゃない 行きましょう」 神楽役員は表情ひとつ動かさずに、そう言った いやいやいや、私、返事してませんけど? 「…あっ……」 私は結局、何も口にだせなかった…
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