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何故だろう
二人の距離が近すぎて、なんだか居心地がわるい
いや、それどころか何かこそばゆい気すらする
「はぁ」
眉間にシワをよせて、神楽役員がため息を吐く
全くお酒の進まない私は、酔うに酔えず
その様子を伺う事に飽きてきた
「お二人は、その。
特別な関係、ではないんです……よね?」
恐る恐る私はそう口走った
「ハア?!」
神楽役員が世にも恐ろしい顔をして私を見た
言わなきゃ良かった!!
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