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「すっ、すみません」 あわててそう謝罪する 「あのねえ。私、男になんか興味ないの あ、別に女にもないわよ」 最後の付け足した言葉に、良かった、怒ってナイ。と胸を撫で下ろす 「しゃ、社長は……彼女とか、いらっしゃらないん……ですか?」 こうなったらもうどうでもいいや、と 特に興味もないけれど、私は収集のつかないこの飲みを早く終わらせたくてそうたずねた 「女ねー……」 気の抜けた声で、とてもあの巨大企業のトップとは思えない社長がだらしなく呟いた 「そーゆーの、全く眼中になかったな、」 ポソリ、と 肩を落としたまま社長が言った 「……」
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