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まさか。
そう、頭の中に、嫌な想像が駆け巡る
まさか。
「悪い」
そう謝る社長がおどけてないから、余計ガツンと衝撃がのし掛かる
「まさかまた。
私が他人のそら似だなんていう気ですか」
絞り出した声は、地をはって社長の足元にぶつかった
「悪いって、ごめん」
「否定、しないんですか」
涙が出そうなくらいの衝撃は、
逆に涙をひっこめた
「……なんとなく、そう思ったんだよ」
酷い!!
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