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あわてて鮎川さんの携帯に連絡をしたら、
社長の言った通りに翠川さんのバースデーパーティーのお誘いだった
「あの、急なお誘いで光栄なんですが、私なにも知らなくて、何のご用意も……」
「あ、そんなの平気平気
俺が澤田ちゃん横に連れたかっただけだから、気にしないで」
それって……
と、思わずさっき社長にいれ知恵されたばかりの事情が頭を駆け巡る
「……せめてお花だけでも」
「澤田ちゃんが気を使うなら」
そう言った鮎川さんの悩殺スマイルに、クラクラとした
駄目だ
そんなに気持ちに突然整理つけれない
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