472人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
｢良くない……良くないっ……
亮っ!!
亮ってばっ!!
……やっぱり私!!帰る……！｣
必死に叫ぶ憂に、俺は立ち止まって振り向いた
｢何ビビってんの？
押し倒したりなんてしねーよ。
……お前が、なんか悩みでもあるんじゃねーか、って
昔のよしみで心配してやってるんだろ？｣
冷たい視線で、俺は憂を見た
憂は意外にも驚いた顔もせず、
また俺から視線を外すと
｢……あの、秘書の子から
……聞いたのね｣
｢……は？｣
オイ!!
澤田!!
テメーなにしたんだ!?
最初のコメントを投稿しよう！