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しばらく亜美の遊ぶ姿を見守っていると、携帯電話にメールが受信された。
取り出して確認すると、相手が楓であることに円香は目を見開き、ドキドキしながらメールを確認した。
『こんにちは。
昨日は母の所に差し入れを持って訪ねてくれたそうで、ありがとうございました。
三連休はいかがお過ごしですか?
僕は部活動中です』
その文面に円香は胸が熱くなるような気がしながら、すぐさま返事を打った。
『たまたま駅前に行く用事があって寄ってみました。素敵なお母様ですね。
私は三連休もなんのその。
主人が仕事に行ってしまったので、いつものように公園で亜美を遊ばせています。
部活動、大会が近いって言ってたものね、がんばってね』
そう送信すると、
『ありがとうございます』
と返事が来た。
ああ、若くてカッコイイ男の子とこうしてメールできるだけで、若返る気分。
そう思った後、自分がオバサンに感じ、肩をすぼめて苦笑した。
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