1411人が本棚に入れています
本棚に追加
/30ページ
.
――――…
仕事が終わり、和馬と美佳はいつものようにホテルで愛し合った。
「円香先輩と第二子の子作りはしてるの?」
ベッドの中でまどろみながら尋ねた美佳に、和馬は苦笑を浮かべた。
「最近はそれもしてないな……あいつも排卵日の報告もしなくなったし」
そう言って息をついた和馬に、美佳は小さく笑った。
「別に、第二子なんていいじゃない」
「男の子が欲しいんだ」
「もし、次が男の子じゃなかったら?」
「それは……まぁ、仕方ないで終わるかな?」
そう言って和馬はバツ悪そうに頭をかいた。
最初のコメントを投稿しよう!