【旋 律】前編 第十二章

16/28
前へ
/28ページ
次へ
  この感情をなんて表現していいのか分からない。 でも一つだけ確かなのは、今のこの時、何よりもの支えだということ。 大切なことに気付かせてくれる、かけがえのない存在だということ。 私はどれだけ、この少年に教わるのだろう? 出会えた運命に感謝すら感じながら、円香は楓を見送った。
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1268人が本棚に入れています
本棚に追加