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「亜美さん、こんにちは!
あの僕、新しく亜美さんのファンクラブの会員になりました。
これからよろしくお願いします」
とクラスメートの男子は恥ずかしげに頬を赤らめながら頭を下げた。
亜美が顔をしかめつつ、「……あっ、そう」と答えると、
続いて他の男子生徒が「これで会員百名突破ですよ、凄いですね、亜美さん!」と興奮気味に声を上げた。
「あのね、そういうこと、もうやめてくれないかな」
亜美が腕を組み強い口調でそう告げると、
「あっ、はい、どうもすみませんでした。何か御用の場合には、ぜひお声をかけてくださいね」
と男子達は逃げるように足早に去って行った。
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