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――――……
そうして3人は楓の車で創作和食亭に向かった。
雑誌やテレビ等でも紹介される高級和食亭に足を踏み入れ、まるで料亭を思わせるその雰囲気に亜美は「うわあ」と目を開いた。
「こんな凄いところで食べるんですか?」
「薫がここに連れて行けって前々からうるさくて」
やれやれと肩をすぼめた楓に、薫は悪びれもせずにニッと笑った。
「兄貴のお力がないと、こんな所入れないからなー」
3人は個室に入り、ジュースとビールで乾杯した。
薫はビール片手に、「美味い!」と声を上げ二人を見た。
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