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――――……
夕方5時過ぎに家に帰って来た亜美に、二階のリビングでくつろいでいた円香と楓は少し驚いて顔を上げた。
「お帰りなさい、早かったね」
そう言った円香に、亜美は「…うん、まあね」と浮かない表情でそう答えた。
「これから夕食の支度するんだけど、何食べたい?」
そう尋ねた円香に、亜美はフルフルと首を振った。
「ううん、カフェでドーナツとかケーキ食べてお腹空いてないから今日は夕食いらない。
ちょっと休んでるね」
亜美はそう言って自分の部屋へと入って行った。
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