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その後、講義を受け、午後休憩時間、亜美は足早に薫が待っているであろう学食へ向った。
薫に会って、色々と問いただしたい。
そう思い学食に足を踏み入れたと同時に、隅の方で薫がミス一大の金井理沙と楽しそうに語らう姿を見て目を丸くした。
「昨日はがんばったから疲れたでしょう?
夕方からノンストップだったものね」
クスクス笑ってそう言う理沙に、
「いやいや、俺も若いからいくらでもがんばれるよ」
と薫は楽しげに笑いながら彼女を見た。
「今日もうち来るんでしょう?」
「ああ、勿論。
昨日より激しくてもOKだから」
「やだ、変な言い方」
そう言って笑い合う二人に、亜美の顔は蒼白した。
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