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―――――……
亜美は弾んだ足取りで、薫との待ち合わせ場所である河川敷へと急いだ。
流れる川に燦々と照りつける太陽の光が反射して目に眩しい。
こんな風に昼間、薫とゆっくり会えるなんて思えば久し振りだ。
河原でドッカリと座りボーッと川を眺めている薫の姿を見付けた亜美は、
「薫ーっ!」
と駆けつけた勢いのまま薫の背中に抱きついた。
「わっ、マジでビックリした」
「ボーッとしてどうしたの?」
「え、いや、ちょっとな」
そう言って笑みを見せた薫に、亜美は「ん?」と眉をひそめた。
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