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――――…
「亜美ちゃんと話していると、色んなことがスカッとして目の前が明るくなる気がするな」
楽しげにそう言った布施に、亜美は「ありがとうございます」と笑みを見せ、その後にモジモジと目を伏せた。
「あの……私も相談に乗ってもらっていいですか?
布施さんは心理学の先生なんですよね?」
「もちろん、俺でよければ。
亜美ちゃんからの相談ってのも興味があるな」
布施はそう言って少し身を乗り出し、頬杖を付いた。
「ええと、ちょっと言い難いですけど彼氏とのことなんです」
「薫くん?」
「――はい。
私たち付き合って結構経っていて、私は薫のこと大好きなのに、未だに身体を受け入れることができなくて……。
私、ちょっと変なのかな?って思ったりするんです」
亜美は恥ずかしそうに頬を赤らめながらそう告げて俯いた。
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