【旋 律】後編 第十一章

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  「ねっ、薫!もしかして釣りとかバーベキューするの?」 目を輝かせてそう尋ねた亜美に、薫はニッと笑って頷いた。 「ああ、せっかく自然の中に還るんだから、思い切りアウトドアしようぜ。 釣りにバーベキューにスポーツ」 「うんうん、素敵!楽しそう」 亜美は手を組んで、きゃあ、と嬉しそうに目を閉じた。 「よーし、出発だ」 「レッツゴー」 亜美の掛け声で、薫は車を走らせ、2人は楽しくてたまらない様子でアハハと笑い合った。  
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