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彼女、滝崎苺との出会いは、とっては衝撃的で、いつでも鮮明に思い出すことが出来た。
あれは駅前で5人のメイド達がティッシュ配りをしていた時だった。俺は一発で彼女に目を奪われたんだ。
苺のボンボンで長い黒髪を左右、耳上で束ね、赤い縦縞が入ったピンクのミニスカワンピース。
その上に装着された真っ白のフリルのエプロンに、同じく白の薄手の靴下。毒々しい真っ赤な高めの靴。
目が大きく、唇がぽてっとしていた彼女は、比べようがなく、とび抜けて可愛かった。
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