始動

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            俺(山口 光平 やまぐち こうへい  20歳  独身)は、いつも通り仕事が終わりコンビニで飯を買い、いつも通りの道を帰り独り暮らしのボロアパートへ帰った。 家へ帰った俺は風呂へ入り、コンビニで買った飯を食べ寝ようとしたとき、インターホンが鳴った。 光平{ちっ!  こんな時間に誰だよ。}と思いながら返事をした。  「はーい。」 ドアを開けるとそこには、黒い服に身を包みサングラスをした人が立っていた。 黒服「山口 光平様にお届けものです。」 と言い黒い箱を渡してきた。 俺が箱を受け取ると黒服の人は帰って行った。 部屋に戻り、箱を見てみると、BB委員会と書いてあった 。 光平「なんだこの不気味な箱は、それにBB委員会って何だ?」 俺は不気味に思いながらもこの箱を、開けてみた。すると中から真っ黒いゲームと指輪がでできた。 俺はこのゲームが出てきた瞬間に[ブラックボックス]だとわかった。 ブラックボックスとは今ネット世界で話題になっているゲームの名前だ。 このブラックボックスをプレイすると、自分がゲームの世界に入り込んだ感覚になり、クエストをクリアしていくゲームと言われている。 俺はこのゲームのことはネットで知っていたが、まさか俺に届くとは思ってもいなかった。 光平「まさか、ブラックボックスが届くとは、思ってなかったな。 今の生活にも飽きてきたし、ゲームでもしてみるか。」 このとき俺は、もし詰らなかったらゲームをやめればいいなどと、浅はかな考えを持っていた。
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