第6話

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目のでかい猿は超音波のようなものを発している。 陽一たちは耳をふさいだ。頭の奥で、何かイメージが起きた。 ーそれは、10年ほど前に打ち上げられて、未だ行方不明の有人宇宙船「AISI18089」だった。 レーダーに補足できない位、遠くにいるのか、破壊されたのか。未だに行方や末路が分かっていない。 気づくと、超音波のようなものは収まっていた。全員が同時に頭を上げた。 ジャン「じゅ、10年前の宇宙船…」 マイク「ニュースで見たことある。行方不明の」 陽一「みんなもAISIを見たのか?」 ピート「ああ。みたいだな。」 ニール「おいおい、やばいぞ…」 一同「??」 ニールが気づいた。牽引されている…進行方向には、目デカ猿の宇宙船。 何処かに連れて行かれる…! 「どこか、何処か、ドコ…か。」 ん?なんだ? 目の前に現れたのはAISI18089だった。 陽一「おいおい…これ、本物か?」 中には人影があった。 とりあえず、ドッキングした。 中からは、髭面の男が出てきた。
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