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仕方なく小走りでついて行くと、レジより奥へと、どんどん深く入っていった。
辿り着くと、応接間のような場所があり、黒い革のソファーがガラステーブルを挟んで2脚置いてある。
ここだけ、クーラーがガンガンに利いてるぞ? ん? 誰だあの人?
フカフカそうな高級ソファーに、サングラスを掛けた、金髪で長髪。一見ホストっぽい、痩せた男が座っていた。
左手にはめている、金色の厚めのブレスレットに嫌な予感がした。
おい、おい……まさか暴力を振るうのではあるまいな? やべ! 孔明さんを怒らせた?
「ち、違うんです、孔明さん! 俺は決して文句を言いに来たのではないのです!」
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