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「きゃああぁぁあああ~っっ!!」
う る せ え。
ソファーで抱き合って眠る、見かけだけなら若い男二人を携帯カメラで連写する可愛い叔母の声がリビングに響く。
「萌えをありがとう!!」とか理解不能な事を言いながら連写する姿を呆然として見つめる。
「……」
そんな叔母さんを引きつった目で見ながら念のためソファーで母親が抱き寄せた相手を確認してみれば、俺の親友の三神 優也だった。
――ガンッ!!
「っ、いってー……」
「おはよう優也」
とりあえず、優也をフローリングにメリ込ませてから自室に戻った。
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