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第一種目 “100m走”
リルト「持久力だと差が出すぎるから、短い距離にしたよ。瞬発力がある人が有利だね。」
夾「瞬発力なら自信あるお\(^o^)/」
リルト「まずは十兵衛君といなさ君の2人。2人にはハンデとして+10秒増やすよ」
いなさ「なんだ、たったの10秒でいいのか?」
花月「えっ…10秒も加算されるとかなりのハンデじゃないですか」
十兵衛「人間だとそうだが俺達は天使だ」
いなさ「全然問題ないっつーこと」
リルト「それでは両者スタートラインに立って。…準備はいい?では3、2、1、ピロリロリ(笛の音)」
ヒュンッ
リルト「はいゴール。タイムは十兵衛君6.24秒。いなさ君6.38秒」
花月「は、速い?!2人とも凄いです!」
いなさ「チッ!十兵衛を抜かせなかったか」
夾「はーい、今回の勝者はへーちゃんでしたー。へーちゃんに賭けた天使は配当金があるので早めに夾ちゃんの所に来てねー」
いなさ「夾!また俺らで儲けようとしやがって」
千夜「と言っても十兵衛の圧勝だからいなさのファンや弟子達以外、十兵衛に怨みを持つ天使以外みんな十兵衛だけどね」
いなさ「そういうてめぇも十兵衛に賭けてんだな…」
千夜「研究費は多い方がいいから」
リルト「次は花月さん、千夜君、夾君の3人。スタートラインについてね」
花月「あぅ…緊張します」
夾「だーいじょーぶ。普通に走ればいいだけだお」
千夜「僕は足が遅いから普通に勝てるよ」
リルト「では位置について。3、2、1ピロリロリ(笛の音)」
走りました
リルト「ゴール。タイムは花月さん18.31秒、夾君17.72秒、千夜君26.09秒。順位は十兵衛君、いなさ君、夾君、花月さん、千夜君の順だよ」
夾「つーちゃ速いねー」
花月「そんなことはないです。夾の方が速いじゃないですか」
千夜「ゼェゼェ」
花月「だ、大丈夫ですか千夜?」
千夜「ゼェ…もう無理。引き籠る。引き篭もって実験する。実験してマッチョになる薬作ってやる」
いなさ「それドーピングだろ!何でもかんでも薬に頼ろうとすんな」
千夜「良いよね運動能力高いの。運動能力…健康体…良い実験台」
いなさ「何か怖ぇよ!!エモノを狙う目でこっち見んな」
リルト「それじゃあ次行くよ。次はこちら」
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