1人が本棚に入れています
本棚に追加
第3種目“借り物競走”
リルト「ここから50m先に紙が入った封筒を置いたよ。早く辿り着いた人から好きな封筒を選んで良い事になってます。紙に書かれた物を持ってゴールテープに向かってね。ゴールした後、お題に沿った物か確認するよ」
夾「ほいほーい。りょうかいだおー( ^ω^)」
リルト「では、よーい…スタート!パヒュッ!!(サイレンサー銃)」
いなさ「合図わかりづれーよ!」
夾「とおっ!」
いなさ「うおっ?!何すんだ夾!」
夾「この競技って特に禁止事項ないでしょー?ということは妨害もOKなのさ(さっき気づいたけど)(`ω´)グフフ」
いなさ「なるほどな…っつーことは堂々と十兵衛を妨害していいっつーことだな!」
十兵衛「…(今気づいたのか)」
いなさ「て、てんめぇ!何花月の横走ってやがる!しかも花月のペースに合わせてやがる」
十兵衛「花月が巻き込まれたらどうする」
花月「僕は大丈夫だと言ったんですが、守ると譲らなくて…」
いなさ「そんなことした奴殴るけどよ…別に十兵衛が守んなくていいんじゃねーか?俺の方が安心だよな?」
十兵衛「禁止事項に気付かなかっただろ」
いなさ「うっ…うるせーな!とにかく花月から離れろ!」
夾「はいはい。2人が言い争ってる間にせんせん封筒GETしたおー」
花月「ほら、2人共。早く行かないと負けちゃいますよ」
いなさ「…しゃーねぇ。てめぇが一緒に行くの許してやる。今回だけだかんな!花月が困るから許してるだけで、別にてめぇとも一緒に行きてーとかっつー意味じゃねぇからな。わかったか!!」
夾「素直じゃないなー。流石ツンデレ」
十兵衛「全くな」
最初のコメントを投稿しよう!