第18話

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 なんだかテンションが高いなぁ。それだけ心配だったのかな。 「両方。トーストは2枚、鰻は5枚でいいや。その間にお風呂に入ってくる」 「う、嘘でしょ? 信ちゃんが5枚だなんて……やっぱり熱でもあるんじゃ――昨日も食べなかったし、少し痩せた気が?」 それを聞いた俺は、パッと気分が明るくなった。お袋に続き、テンションが上げ上げになった。 「え! 本当? 痩せた?」 「うーん……やっぱり気のせいね? 片付かないから早くお風呂に入って、御飯食べて頂戴」 なんなんだよ! 台所へ忙しなく移動し、鰻の準備をするお袋に舌打ちをした。 お袋はたまに空気が読めなくなるんだよなぁ~。まぁいい。だんだん腹が空いてきた。早くサッパリ汗を流しちゃおう。
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