第18話

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「そうやって褒めて誤魔化すんだから。食べたらお皿は洗って置いて頂戴ね」 「分かった、分かった」 お袋の質問を軽くかわし、部屋に向かった。頭の中では、月の下で微笑んだ関羽の映像が何度も再生されていた。 人を殺した男。 だがその行為には一本筋が通っており、魅力的な雰囲気を醸し出していた。 惹きつけられるのも分かる気がする。 あ! そういやぁー、張飛に言ったら喜ぶんじゃないか? 仕方ない。一応約束したし、情報をプレゼントしようかな。 部屋に入るとパソコンを立ち上げ、テーブルにお皿を置いた。 あいつはサイトに、少しでも報告したのかな。
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