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「だったら覚悟を決めて、入会したらどうです? その出っ張った腹もへこみますよ」
ストローでチュウチュウと音を立てた。
「あ、あんたに言われたくはないわよ! 決めたわ! 痩せて美男子になってやる!」
気合入れるのは、そこじゃないだろう!
「ジムにはきっと筋肉質のイケメン揃いだと思いますよ。頑張って下さい」
横目でちらりと張飛の顔を見た。
「そうね。教えてくれる先生はきっと凄い体よね? ……決めたわ! キョチョの分の入会費、月額費用を私が支払ってあげる! あんたもその腹を真っ平らにしなさい!」
「え、嘘。お、俺もですか?」
「奢るっていうんだから、なんか文句あるぅ? 人の金で痩せられるのなら嬉しすぎて、涙が出ちゃうくらいでしょう?」
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