11人が本棚に入れています
本棚に追加
かつて、こんな物は業務的な要素でしかなかった。心のこもった伝言を貰うのは生まれて初めてだった。
今までとは、なにかが違う安らぎを意識しはじめている。それは体から湧き上がる力のようだった。
暖かい友人のメールに、ニヤケ顔を作った。
しっかりしなきゃな。よし、仕事をするぞぉ!
あのマンションはセキリュティが万全。盗聴器を仕掛けるのには時間が掛かりそうだ。なにか良い手がないかなぁ……。
そうだ! ジムに潜入しちゃう? 痩せるし一石二鳥。でも金がまた掛かるなぁ。どうするかなぁ。
ボーっとしていても始まらない。取り合えずジムへと歩き出した。
カタログでも貰いに行くか。
最初のコメントを投稿しよう!