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――トルルルル……トルルルル・……
「なんだよ! 今度はメールじゃなくて電話か? まったく、仕事をしろよな!
……はい、もしもし」
「張飛よ! 大変なの!」
やはり張飛の声だった。だが先程のメールとは打って変わり、様子がおかしかった。
「どうしたんですか? ちゃんと仕事はしているんですか? 俺、任務実行中なんですけど」
「分っているわよ! 大変なの! お願い! 助けて! とうとうまたあのメールが来たのよぉ! どうしましょう」
「あのメールって、なんですか?」
「サイトからの死刑宣告よ……確かに最近ずっと報告をサボっていたわ――今回1つでも情報を流さないと抹殺されてしまう。お願い! 助けて頂戴!」
「えっ! まじっすか!」
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