惨劇の始まり

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【小説家の手記2】 鼠(ねずみ)みたいな顔をした、陶芸家。 あいつも女神を狙っている。 最近、小さな賞を獲ったくらいで、天狗になっているのだ。 女神も女神だ。 あんな奴にまで、笑顔を振り撒いて。 鼠の奴が勘違いするだろう? 女神は誰にでも優しいから、僕は心配なんだ。
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