【黒川家の家庭調査表】

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【黒川家の家庭調査表】

【風紀委員会執務室にて】 「何っ?!黒川の家庭調査表だと!?(くくくく詳しく知りたい!)っ……ゴホン……ああ、そういう事であれば風紀委員長としては是非とも知る権利っ――がっ?!(何をする?!陸よ!!)」 「うわあ……けんけんストーカー?気持ち悪いからしばらく話しかけないでよね★」 「クッ!りく……(鳩尾が……痛い。鋭い膝が入りました今)」 「最低ですね委員長。その発言、思考はまさに変質者の域ですよ……最低ですね心の底から(今さらか。俺のデータベースには既に押さえてあるけど?)」 「な!?桐之蔭……っ貴様まで」 「藍沢?変質者の称号を戴くとは何と素晴らしい。しかし『変態』は、私の代名詞並びに形容詞です。そこは私としても絶対に譲れませんね。ああすみません『変質者』でしたか。何という上級者コース一直線なのでしょう。私は大変感服致しました。流石は委員長ですね……この変質者」 「クッ!三年……総代……っ(なぜだ!?いつもならば桐之蔭が直ぐに止めに入るというのに!今回は三年総代に全て言わせた……だと!?クッ馬鹿な!ありえん……)」 「委員長サマ?」 「なっ、何だ、その目は!桐之蔭貴様っ」 「……ほら、黒川の事全部知りたいんだろ?見せてやるからこっち来いよ」 「と……桐之蔭っ――!」 「どうした委員長サマ?」 「貴様っ敬語じゃな……っく、何をす」 「なにって何だろうな?」 「誰か止めさせ――?!」 「事に及ぶのならば仮眠室でお願いします桐之蔭。勿論撮影器具は事前に仕掛けてありますのでどうぞ遠慮なさらずに、心ゆくまでxxx」 「さ、三年総代さすがにそれは……(ああ……胃が痛いです)」 「すみません二年総代」 「けんけんさいてー★」 「馬鹿な?!なぜ俺」 「だから話しかけないでキモ★」 「クッ、りく……(理不尽!?)」 【平和な(?)風紀委員会☆end☆】 ▼next……☆登場人物紹介page☆
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