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「くっ…流石は魔王。一筋縄ではいかないな」
「だったら俺様が!」
次は女戦士が大きな斧を軽々と持ち上げながら魔王さんに迫り来る
サタン「馬鹿の一つ覚えだな」
「フッ!」
突然女戦士が横へ飛ぶと
サタン「!」
女戦士の少し後ろで女魔法使いが呪文を唱える
「《炎の槍よ、敵を貫け!『ファイヤランス』》!」
女魔法使いの前に炎槍が現れ、魔王さんに向かって飛んでいく
サタン「こんなもの」
「隙あり!」
すかさず横から女戦士が迫るが
サタン「ほう…少しは考えたか。だが!」
魔王さんが右手に黒いオーラを纏わせると、ファイヤランスを殴り飛ばし女戦士の凪ぎ払いをバック宙で避ける
「もらったぁ!」
バック宙の着地寸前で女戦士の切り返し!しかし
ブォン!
「!消えた!?」
必死に魔王さんを探す女戦士
「何処を見ている?」
「何!?」
女戦士の斧の腹に優雅に立つ魔王さん
…無駄に格好いい
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