遭遇?…厄介事は御免だぞ。

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ラース「あのさ、話すんだったらはよしてね。俺忙しいから」 嘘です。はい 【!…すまない】 ラース「はいはい謝んなくていいから話してちょ」 【…我ら一族は百年ほど前にこの世界、この森に飛ばされてきた】 あれ?なんで語りから? まぁ、いいや 【それでも我らは力を合わせて生きていた。……だか、『奴』によって我らは絶滅の危機に瀕している】 ラース「『奴』?」 【突然我らの縄張りに気配も無くやって来たのだ。そして次々と仲間を殺しはじめたのだ…】 ラース「お前も戦ったんだろ?」 【我はその時十匹ほど仲間を連れて狩りに出掛けていたのだ…】 ラース「フ~ン。それで?」 【我らが狩りから帰って来た時には仲間の半分が殺されていた…当然我らも立ち向かった。しかし、全くと言っていいほど歯が立たなかった…】 ラース「あれ?ソイツに立ち向かったんだろ?何でここにいるんだ?」 【…その者が我が一族を束ねている事に気が付いた時、「これ以上仲間が殺される様を見たくなかったら従え」と言ってきたのだ…】
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