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案内され洞穴に入ると、奥で敷き詰められた草の上に明らかに自分、体調不良です。って感じで横になっているウィーズウルフ逹と必死で看病しているウィーズウルフ逹がいた
【……………】
横になっているウィーズウルフ逹は、呼吸するのが精一杯みたいでコチラに気づいていない
【リーダー!】
リーダー【…容体は?】
【…思った以上に思わしくありません。このままだと…】
リーダー【そうか…】
看病していたウィーズウルフ逹が俺の存在に気付いた
【貴方の事は先程、外の話し合いで聞きました。……お願いします】
ラース「ほいよ。じゃあ一丁やりますかね」
俺は横になっているウィーズウルフ逹に近付く
毛皮に触れると、元はつやつやだったのだろう今はガサガサになっていた
よし、《解析》
―――《呪縛》―――
『呪・不妊』
子供を作れなくする呪い。
『呪・体奪』
体力を奪う呪い。
『縛・伝染』
呪いを解いた本人と周囲の者逹に移す。
―――――――
…ちっ、念入りにしやがったな
無駄に対策をしていやがる
リーダー【どうだ?…何か分かったか?】
ラース「あぁ。バッチリとね」
リーダー【本当か!?なら早k
ラース「今はダメだ。……俺以外の奴は外にいけ」
リーダー【……分かった】
リーダーのウィーズウルフは仲間を連れて外に出た。残っているのは俺と横になっているウィーズウルフ逹
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