8761人が本棚に入れています
本棚に追加
/1248ページ
ラース「さてと…」
普通にやってもなぁ……
……よし
ラース「《我は願う
此の者に憑きし邪悪な呪いを
救済の光をもって打ち払わん事を
『天使の施し』!》」
俺が呪文を唱えると、俺の後ろに純白の羽を付けた半透明の美女が現れる。その美女がウィーズウルフ逹の上を回り始めると、ウィーズウルフ逹は白い光に包まれる。
そして……
ラース「おー、出てきた出てきた」
ウィーズウルフ逹から白い光とは別の、気味の悪い黒い靄のような瘴気が上へと立ち上る
瘴気が一つになり形と成っていく
そこには……
ラース「ハ〇ポタの〇の印みたいだな」
黒い靄に包まれた大きい髑髏が俺の目の前に現れた
【オオオォォォォォ………】
黒髑髏が雄叫びをあげながら俺に襲いかかる
パンッ!
俺は某錬金術のように両手を叩き、ゆっくり広げると両手の中に手の平サイズのひし形の透明の結晶が出てくる
ラース「《我は願う
立ち塞がりし全ての邪悪に
退魔の光をもって封じ込めよ
『愚物の光封』!》
最初のコメントを投稿しよう!