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ラース「そこから一歩でも動けば……分かるだろ?」
「……何故ここが分かった?」
ラース「勘……というのは冗談だ。上手く気配を消したつもりでも、俺からすればまだまだだな」
「……………」
ラース「さて、今度はこっちの質問に答えて貰おうか。……目的は何だ?」
ま、分かってるけど一応ね
「……………」
ラース「おい。こっちは律儀にお前の質問に答えてあげたんだ。だったら俺の質問に答えるのが礼儀じゃないのか?」
「……人探しをしている」
ラース「……どんな奴?」
「…紫の髪に紫の目。黒いコートを着ている」
やっぱりあの魔族か
ラース「…知らないな。そんな奴」
「……そうか」
ラース「……………」
シュン
俺は光の槍と剣を消す
「!……何故?」
ラース「悪い。嘘ついた。多分ソイツは俺達が殺っちまったよ」
「……やはりか」
ラース「で、どうする?敵討ちでもするか?あ、こっち向いていいぞ」
「…!!な、子供!?」
そりゃびっくりだわさな
ラース「で、どうする?」
大事な所なので2回言いました
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