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暫く森の中を探ると
ザワザワ…
「ん?話し声?」
僕は木の枝に乗り話し声が聞こえる方に
「『千里眼』」
能力を発動させる
あれは……ウィーズウルフ?…と、人か?
珍しいな……そういえばアイツ、「暇つぶしにワンコロ共に呪いをかけてやった」とか言ってたな
ワンコロってのはウィーズウルフだな
しかし…人の方、特に右の奴……なんだ?この得体の知れない物を見たような感覚は……
奴は一体………ん?何だ?急に辺りを見回し始めた?
まさか………!!消えた!?
……ッッ!!何処に!?
「ダ~レかお探しでぃ~すか」
「!?」
僕は咄嗟に振り向こうとしたが
「動くな」
パチン!
「なっ!?」
後ろの奴が何かしらの合図と共に僕の周囲に大量の光の槍と剣が現れる
「そこから一歩でも動けば……分かってるよな」
な、なんだこの殺気は!?
まるで、心臓を鷲掴みされているようだ
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