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ラース「あの人って、普段からあんな感じなのか?」
サタン「あぁ…だが、私にとっては最高の妻だ」
ハイハイ
サタン「所で、貴公はどうするつもりだ?」
ラース「ん?勿論高みの見物
《想創・〇明〇ント》」
俺の手に銀色に輝く布が出てくる
サタン「何だそれは?」
ラース「まぁ見てなって」
バサッ!
マントを広げ、身体全体に被ると
サタン「!消えた!?」
ザグレブ「!」
魔法でも良いけど、ちょっとした臨場感を味わいたい今日この頃
ラース「という訳。ただし、姿が見えなくなるだけで完全に消える訳じゃない」
サタン「?」
顔だけ出して魔王さんに自分の肩を触らせる
サタン「なるほど」
ザグレブ「……………」
…何か物欲しそうな目だな
そりゃそうか。自分の能力に打ってつけの道具だからな
ラース「欲しい?」
ザグレブ「!……………いや」
ラース「良いのかよ?」
ザグレブ「……………」
ラース「いい~のっかなぁ?」
ホレホレとザグレブにマントをつき出す
サタン「こういう時は素直に答えた方が良いぞ」
ほら、魔王さんも言ってるぞ~?
ザグレブ「………しい」
ラース「ンンー?ぬぁんていったのかにゃ~?じぇんじぇん聞こえましぇ~ん!」
ザグレブ「ッッ!!欲しいです!!」
ラース「良く出来ました。後でやるよ」
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