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サタン「貴様ら、あの女僧侶が闇の呪文を使うことに疑問を持たないのか?」
この世界では、男女は関係ないが『僧侶』=『神の信者』だから一般的には光属性の者しかなれない筈だが…
「それは魔王!お前のせいだ!」
勇者復活!あの女魔法使いに治してもらったか
いやぁ…ププ、さっきブッ…の勇者の顔、フヒヒ、傑作だったなぁブホォ!
アッパー攻撃で歯がほとんど抜けて尚且つ、鼻血だらだらだもんなぁ。思わず飲んだジュース吹き出しそうだったし、笑いを堪えるのが精一杯だったよ
サタン「何を言っている?」
「惚けても無駄だ!彼女はお前にかけられた呪いのせいで闇の呪文しか使えなくなったということ、そしてその呪いを解くにはお前を倒す事によって解けるという事を!」
なるほどな、そんな事言ってたのか。あの女僧侶
サタン「そんな事本気で信じているのか?」
「当たり前だ!あの子の為に、僕や彼女達がここまで来たんだ!」
サタン「彼女『達』?…あそこにいる者もか?」
と言って、魔王さんは犬耳獣人の女の子を指差す
「そうだ!彼女も「一緒に行きたい」って言ったんだ!」
嘘だな
大方、女戦士と女魔法使いに脅されて嫌々来たんだろうな
「……………」
その証拠に、獣人の女の子はおもっくそしかめっ面になっていた
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